RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.4 [Sun,29 April]
Streets of Sao Paulo
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Will Power/Team Penske
1 1 75 63 Running 53
2 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
2 5 75 0 Running 40
3 Takuma Sato/Rahal Letterman Lanigan Racing
3 25 75 0 Running 35
4 Helio Castroneves/Team Penske
4 18 75 2 Running 32
5 Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing
5 2 75 1 Running 30
6 James Hinchcliffe/Andretti Autosport
6 4 75 1 Running 28
7 JR Hildebrand/Panther Racing
7 14 75 0 Running 26
8 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
8 15 75 0 Running 24
9 EJ Viso /KV Racing Technology
9 13 75 0 Running 22
10 Rubens Barrichello/KV Racing Technology
10 12 75 0 Running 20
11 Oriol Servia/Lotus Dreyer & Reinbold Racing
11 23 75 0 Running 19
12 Simon Pagenaud/Schmidt/Hamilton Motorsports
12 16 74 0 Running 18
13 Tony Kanaan/KV Racing Technology
13 11 74 0 Running 17
14 Marco Andretti/Andretti Autosport
14 10 74 0 Running 16
15 James Jakes/Dale Coyne Racing
15 17 74 0 Running 15
16 Graham Rahal/Service Central Chip Ganassi Racing
16 6 74 0 Running 14
17 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
17 3 74 8 Running 13
18 Sebastien Bourdais/Lotus Dragon Racing
18 22 74 0 Running 12
19 Mike Conway/A.J. Foyt Enterprises
19 7 73 0 Running 12
20 Ana Beatriz/Andretti Autosport
20 19 73 0 Running 12
21 Ed Carpenter/Ed Carpenter Racing
21 20 72 0 Running 12
22 Justin Wilson/Dale Coyne Racing
22 26 66 0 Mechanical 12
23 Josef Newgarden/Sarah Fisher Hartman Racing
23 8 61 0 Contact 12
24 Simona de Silvestro/HVM Racing
24 21 28 0 Contact 12
25 Ryan Briscoe/Team Penske
25 9 21 0 Contact 10
26 Katherine Legge/Lotus Dragon Racing
26 24 20 0 Contact 10
▲TOPへ

RACE COLUMN
佐藤琢磨、インディカー・シリーズでキャリア最上位の3位フィニッシュを果たす
2012.04.29
 サンパウロ市街地コースで開催されたサンパウロ・インディ300に挑んだ佐藤琢磨は、インディカー・シリーズでキャリア最上位となる3位フィニッシュを果たした。

 琢磨は25番グリッドからスタートすると、オープニングラップで4台をパスしたものの、最初のピットストップでピットレーンでの速度違反を犯し、順位を落としてしまう。
 しかし、次にフルコーションとなったとき、この影響は帳消しとなる。
 その後、リスタートでダリオ・フランキッティを含む数台がスピンを喫したため、琢磨は19番手から11番手へとジャンプアップ。
 2度目のピットストップを終えたとき、琢磨は16番手でコースに復帰し、その後も再び順位を上げていった。
 75周のレースの54周目、最後のピットストップをグリーン中に行なった直前には2番手まで浮上したが、作業後は12番手へと後退。
 ただし、他のドライバーがピットストップを行なうなどした結果、琢磨はまたも順位を上げていった。
 残り7ラップで行なわれたリスタートでは、ターン1でダリオ・フランキッティとエリオ・カストロネヴェスをパスして3番手に浮上。
 いっぽう、琢磨の後方では多重クラッシュが発生したため、この日、最後のコーションとなった。
 71周目にグリーンが提示されると、琢磨は順位を守りきってフィニッシュ。
 インディカー・シリーズでキャリア最上位となる3位入賞を果たした。

 インディカー・シリーズに参戦して3年目を迎えた琢磨は、今季RLLに移籍。開幕3レースのうち2戦で首位に立ったものの、セントピーターズバーグとバーバーではメカニカル・トラブルのためにリタイア。
 そしてロングビーチでは、他のドライバーの不用意な接触により3位フィニッシュのチャンスを失っていた。
 これで83ポイントを得た琢磨は、シリーズ・ランキングで16位から7位へと躍進した。

佐藤琢磨のコメント
「3位でフィニッシュできて最高の気分です。
 最後尾からスタートしたレースで、たくさんのことが起きました。
 順位を上げていくには懸命に戦わなければいけませんでした。
 特にレース前半は、オーバーテイクに限らずストラテジーに従うだけでもハードで、1度はピットレーンで速度違反を犯してペナルティを受けたこともありましたが、それでも徐々に順位を上げていきました。
 1台ずつ抜いていったときは本当にエキサイティングでした。
 最後はリスタートのおかげで順位を上げられました。このときは言葉ではいい表せないくらい興奮しました。
 リスタートはいつでも大きなチャンスとなりうるものですが、決まったプランはないので、ブレーキをかけるまではどういう結果になるかわかりません。
 僕の前でエリオとダリオが横並びになっていたとき、ふたりを抜かすのは難しいと考えていましたが、彼らが思ったよりも早くブレーキングを始めたので、もしかするとこれはインサイドに飛び込んでいけるかもしれないと思いました。
 僕にはコーナーをクリアできる自信があったので、ものすごくエキサイティングでした。
 今回は難しい週末となりましたが、最終的に結果が得られてほっとしています。
 チームに3位の成績を持ち帰ると同時に、今季初めてチェッカードフラッグを受けることができました。本当に最高の1日でした」

ジェリー・ヒューズ(レースエンジニア)のコメント
「最後まで絶対に諦めない戦い方は、いかにも琢磨らしいものです。
 ターン1に進入したときは、本当に限界ギリギリの走りでしたが、それでも琢磨はあくまでもフェアプレイに徹しました。
 昨日の予選でエンジン・トラブルが起きた影響で25番手からのスタートとなっていたので、今日のレースはとても難しい状況に追い込まれると同時に、順位を上げるにはいくぶんかの幸運も必要でした。
 琢磨は慎重にレースを戦いましたが、ピットレーンでの速度違反により26番手となり、チームは最初からすべてやり直すこととなりました。
 後方グリッドからスタートして3位でフィニッシュできたことは、我々のマシーンがコンペティティブで、琢磨が慎重にレースを戦ったことを物語っています。
 我々が選んだのは常識的な3ストップ作戦でしたが、イエローに助けられ、まずはレースで完走するという目標を達成できたうえに、表彰台にも上ることができました」

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより
▲TOPへ

TOPページへ戻る
takumasato.com
(C)T.S.Enterprise Japan LTD.
All rights reserved.


Powered by:
Evolable Asia Corp.