QUALIFYING |
POS. | DRIVER/TEAM | |
No | Time | Speed |
1 | Alex Tagliani/Sam Schmidt Motorsports | |
77 | 02:38.2613 | 227.472 |
2 | Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing | |
9 | 02:38.3528 | 227.340 |
5 | Will Power/Team Penske | |
12 | 02:38.7493 | 226.773 |
6 | Dan Wheldon/Bryan Herta Autosport | |
98 | 02:38.9477 | 226.490 |
7 | Buddy Rice/Panther Racing | |
44 | 02:39.4431 | 225.786 |
15 | Davey Hamilton/Dreyer & Reinbole Racing | |
11 | 02:39.8223 | 225.250 |
16 | Helio Castroneves/Team Penske | |
3 | 02:39.8464 | 225.216 |
17 | John Andretti/Richard Petty/Andretti Autosport | |
43 | 02:40.0133 | 224.981 |
18 | E.J. Viso/KV Racing Technology-Lotus | |
59 | 02:40.1907 | 224.732 |
19 | Bruno Junqueira/A.J. Foyt Enterprises | |
41 | 02:40.2203 | 224.691 |
QUALIFYING COLUMN |
2011年5月21日、インディアナ州インディアナポリス。本日行なわれた2011年インディ500の予選において、KVレーシング・テクノロジー-ロータスは佐藤琢磨の10位を筆頭に3台のマシーンすべてが決勝のグリッドを手に入れた。
No.5のモナヴィー-KVレーシング・テクノロジー-ロータスに乗る琢磨は、4周の平均で225.736mph(約361.2km/h)を記録、予選初日にして10番グリッドを獲得した。E.J.ヴィソは224.732mph(約359.6km/h)で18位、トニー・カナーンは224.417mph(約359.1km/h)で23位となった。 本日行なわれたポールデイはトップ24の暫定グリッドを決めるもの。残る9つのグリッドは明日のバンプデイで決定される。すべてのグリッドが決まってから、最下位のドライバーから順にバンプ、つまり押し出される。バンプされないのはトップ9のドライバーだけである。とはいえ、琢磨とヴィソのポジションが脅かされることは基本的にないはず。ただし、本日のタイムが最下位から2番目だったカナーンは、まだグリッドを得ていない11台のマシーンが彼のタイムを上回った場合はバンプされる恐れがある。可能性としては非常に低いが、絶対におこらないとはいいきれない。 2度目のインディ500で暫定グリッドを得た琢磨は、極めて安定したドライブを披露した。最速ラップは3周目の225.803mph(約361.3km/h)、そしてもっとも遅いラップは225.648mph(約361.0km/h)。その差はわずかに0.155mph(約0.3km/h)だった。デビューイヤーとなった昨年のインディ500では予選31位と苦戦した後、決勝ではトップ10まで追い上げたが、トラブルに見舞われて20位に終わっている。 2011年インディ500の予選は、明日バンプデイを迎え、正午から午後6時までセッションを行なう。100周年記念となる今年のインディ500は5月29日に決勝レースが開催される。 佐藤琢磨のコメント 「今日は信じられないような1日でした。予選でモナヴィー-KVRT-ロータスをトップ10に送り込めたことを心から喜んでいます。冬の間にチームはマシーンの改良を行なうとともに、これまで僕たちはひとつのグループとして働き、マシーンを仕上げました。予選は少しトリッキーな状況でした。気温はとても低く、あまり見たことのない向きに風が吹いていました。おかげでクルマが少し不安定になり、難しい状況でしたが、楽しい予選になりました。エンジニアとメカニックがしてくれた仕事は本当に素晴らしかったと思います。とても嬉しいしハッピーです。これからはレース用のセットアップに向けて努力することになります」 (KVレーシング・テクノロジー-ロータスのプレスリリースより) |