RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.1 [Sun,24 March]
Streets of St.Petersburg
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 James Hinchcliffe/Andretti Autosport
1 4 110 26 Running 51
2 Helio Castroneves/Team Penske
2 5 110 42 Running 43
3 Marco Andretti/Andretti Autosport
3 7 110 0 Running 35
4 Tony Kanaan/KV Racing Technology
4 11 110 0 Running 32
5 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
5 20 110 0 Running 30
6 Simona de Silvestro/KV Racing Technology
6 3 110 0 Running 28
7 EJ Viso /Andretti Autosport
7 22 110 0 Running 26
8 Takuma Sato/A.J. Foyt Enterprises
8 2 110 0 Running 24
9 Justin Wilson/Dale Coyne Racing
9 13 110 0 Running 22
10 Alex Tagliani/Barracuda Racing
10 17 110 0 Running 20
11 Sebastien Bourdais/Dragon Racing
11 21 110 0 Running 19
12 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
12 14 110 0 Running 18
13 Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
13 15 110 0 Running 17
14 Ed Carpenter/Ed Carpenter Racing
14 23 110 0 Running 16
15 James Jakes/Rahal Letterman Lanigan Racing
15 18 110 0 Running 15
16 Will Power/Team Penske
16 1 107 26 Running 16
17 Oriol Servia/Panther DRR
17 12 104 16 Running 14
18 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
18 8 79 0 Mechanical 12
19 JR Hildebrand/Panther Racing
19 24 78 9 Contact 11
20 Sebastian Saavedra/Dragon Racing
20 9 72 0 Contact 10
21 Tristan Vautier/Schmidt Peterson Motorsports
21 6 69 0 Mechanical 9
22 Ana Beatriz/Dale Coyne Racing
22 25 55 0 Mechanical 8
23 Josef Newgarden/Sarah Fisher Hartman Racing
23 16 50 0 Mechanical 7
24 Simon Pagenaud/Schmidt/Hamilton Motorsports
24 19 26 0 Mechanical 6
25 Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing
25 10 18 0 Contact 5
▲TOPへ

RACE COLUMN
佐藤琢磨、開幕戦を8位でフィニッシュ
2013.03.24
 3月24日、フロリダ州セントピーターズバーグ発。

 ホンダ・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグでAJフォイト・レーシングからのデビュー戦を迎えた佐藤琢磨は、決勝で力強いスタートを見せた後、軽い混乱に巻き込まれましたが、その後も1.8マイル(約2.9km)の市街地コースでベストな成績をチームにもたらすべく粘り強く戦い抜き、8位でチェッカードフラッグを受けました。

 ウィル・パワーに続く2番グリッドからスタートした琢磨は、最初のピットストップまでそのポジションを維持し、そこでユーズドのオルタネートタイアから新品のプライマリータイアに交換しました。
 ただし、ピットストップでミスがあり、ここで7.3秒を要したため、琢磨は3番手へとポジションを落とします。

 32周目のリスタートで、結果的にウィナーとなるジェイムズ・ヒンチクリフが琢磨とバトルして3番手に浮上しますが、この途中で琢磨のフロントウィングを損傷させてしまいます。
 続く数周で琢磨はさらにポジションを落とし、45周目にコースの清掃のためにイエローコーションとなったときには6番手となっていました。

 先のアクシデントでウィングストラットのひとつが部分的に壊れましたが、パーツの交換によって順位を下げることは避けたいと考えたチームは、琢磨がポジションを守れるようになったこともあり、補修作業を次のピットストップまで先送りすることにしました。
 その後、ヘルメットに組み込まれたドリンク・システムにトラブルが発生したため、ピットストップの際にメカがドリンクボトルを琢磨に手渡すことになります。
 さらにタイアを交換し、フロントウィングの調整を行った結果、琢磨は6番手から12番手へと転落しました。

 次のストップではこの影響がさらに拡大します。
 ピットストップのタイミングが他のドライバーとずれたこともあり、琢磨は9番手まで順位を取り戻しましました。
 ところが、放り投げられたドリンクボトルを受け取ろうとした琢磨はエンジンをストール。
 これでレースに復帰したときには13番手となっていました。
 また、このとき琢磨はリードラップの最後尾につけていたため、彼をピットに呼び戻してフロントウィングの修正することを決断。
 この作業をチームは実に11秒以下で終わらせました。

 琢磨はさらに給油のためにピットストップ。
 さらにポールシッターのウィル・パワーに不運が降りかかったこともあり、琢磨は13番手でリスタートに臨みました。

 残り26周で再びリスタートとなります。
 ここで琢磨は5台をオーバーテイク。
 さらにファイナルラップでジャスティン・ウィルソンを仕留めて8番手となり、IZODインディカー・シリーズでNo.14ABCサプライのマシーンを8位完走に導きました。

 佐藤琢磨とチームは今週の水曜日に行われるテストのため、テキサス・モータースピードウェイに向かいます。
 その後、短い休暇を挟んで、次戦が開催されるバーバー・モータースポーツ・パークへと移動する予定です。

佐藤琢磨のコメント
「レースは最初から苦しい展開となりました。
 2回目のリスタートでフロントウィングにダメージを受けてしまい、そこからは完調ではないマシーンでレースの大半を戦うことになりました。
 その後、フロントウィングを交換したときには15番手まで順位を落としました。
 そこからポジションを取り戻し、何台かをオーバーテイクできたことには勇気づけられました。
 レースに関してはいくつか見直したいこともありますが、今日は懸命に戦い抜きました。
 ハードワークをこなしてくれたABCサプライ・チームに心から感謝します」

ラリー・フォイトのコメント
「開幕戦でポイントがとれたことはよかったと思います。
 今日はとてもコンペティティブなマシーンでスタートしましたが、運がありませんでした。
 レース序盤にフロントウィングを破損させてしまいましたが、順位を落としたくなかったので、ピットストップは先送りしました。
 その後も問題はあったものの、とにかく走り続け、長いイエローコーションとなったときにクルマを修正し、コースに送り返しました。
 コース上で起きたことはちょっとした不運でしたが、シーズンの滑り出しとしては上々で、トップ10でフィニッシュできたことはよかったと思います。
 混乱に巻き込まれながらもトップ10でフィニッシュできたことは、我々のポテンシャルが高いことを物語っています。
 結局のところ、ついてない日に期待できるのは、こういうことだと思います」

(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
▲TOPへ

TOPページへ戻る
takumasato.com
(C)T.S.Enterprise Japan LTD.
All rights reserved.


Powered by:
Evolable Asia Corp.