RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.15 [Sat,25 August]
St.Louis
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Will Power/Team Penske
1 4 248 93 Running 51
2 Alexander Rossi/Andretti Autosport
2 2 248 4 Running 41
3 Scott Dixon/Chip Ganassi Racing
3 1 248 145 Running 38
4 Simon Pagenaud/Team Penske
4 6 248 0 Running 32
5 Zach Veach/Andretti Autosport
5 16 248 2 Running 31
6 Spencer Pigot/Ed Carpenter Racing
6 14 248 0 Running 28
7 Josef Newgarden/Team Penske
7 3 248 0 Running 26
8 Ed Jones/Chip Ganassi Racing
8 12 248 0 Running 24
9 Takuma Sato/Rahal Letterman Lanigan Racing
9 13 247 4 Running 23
10 Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
10 7 247 0 Running 20
11 Pietro Fittipaldi/Dale Coyne Racing
11 21 247 0 Running 19
12 Ed Carpenter/Ed Carpenter Racing
12 11 247 0 Running 18
13 Tony Kanaan/A.J. Foyt Enterprises
13 15 246 0 Running 17
14 Marco Andretti/Andretti Herta Autosport w/Curb-Agajanian
14 10 246 0 Running 16
15 James Hinchcliffe/Schmidt Peterson Motorsports
15 8 246 0 Running 15
16 Matheus Leist/A.J. Foyt Enterprises
16 18 246 0 Running 14
17 Max Chilton/Carlin
17 20 244 0 Running 13
18 Gabby Chaves/Harding Racing
18 19 242 0 Running 12
19 Charlie Kimball/Carlin
19 17 235 0 Running 11
20 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
20 5 172 0 Mechanical 10
21 Sebastian Bourdais/Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan
21 9 0 0 Contact 9
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、表彰台のチャンスをイエローのタイミングで失う
2018.08.25
2018年8月25日、イリノイ州マディソン発。本日、行われたセントルイス戦の決勝レースに3ストップ作戦で臨んだレイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの佐藤琢磨は、レース終盤まで表彰台フィニッシュは確実と思われていましたが、フルコーションになるタイミングが悪く、9位でフィニッシュしました。

琢磨は13番グリッドからスタート。直後にブールデがクラッシュしたためにイエローとなります。その後のリスタートでヴィーチとピゴットにパスされたものの、8周目までには12番手に返り咲きます。やがて4ストップ作戦を選んだドライバーがピットストップを行うと、琢磨は62周目に2番手に浮上。63周目にはトップに立ちました。その次の周に琢磨は最初にピットストップを行うと、15番手でコースに復帰。114周目には12番手、117周目にはレイホールなどをパスして10番手となります。次のピットストップ・サイクルが始まると、124周目には首位に立ちます。そして126周目には2回目のピットストップを実施。琢磨がピットに入ったタイミングは誰よりも遅く、レースがグリーンのまま終われば最低でも表彰台は確実と思われました。ピットストップを終えた琢磨は14番手でコースに復帰。間もなくヒンチクリフをパスして13番手となります。他のドライバーがピットストップを行うと琢磨は次第にポジションを上げていき、172周目には10番手となりましたが、ここでハンター-レイがスローダウン。10周にわたるコーションとなります。3ストップ戦略で戦っていた琢磨は、この影響でペースが遅く、周回遅れとなります。その後、リードラップに復帰することが認められ、181周目には3回目のピットストップを行いますが、この時点でライバルたちと同じ戦略で戦う形となり、それまでに築いたアドバンテージを失いました。レースがリスタートすると、それまでのレース戦略を受けて燃料をセーブすることをチームは決定。このため、それまで8番手を走行していた琢磨はエド・ジョーンズにパスされます。これに先立つ226周目にピットストップしたジョーンズは燃料のことを気にせずに追い上げることができたのです。この結果、琢磨は9位でフィニッシュしました。

佐藤琢磨のコメント
「率直にいって、フラストレーションの募るレースでした。昨日は、メカニカル・トラブルのため最初のセッションをほとんど棒に振り、実質的に1回のセッションしか走行できなかったので大きく遅れをとりました。しかも予選がキャンセルとなり、データがないまま推測でセットアップを決めることになります。今日は3ストップ戦略を選択し、これはうまくいっていました。僕たちはいちばん最後にピットストップを行い、レースを優勢に進めていましたが、最後にイエローが出てしまい、僕たちの戦略は台無しになりました。この段階で、ほかのチームと同じように全力でプッシュするか、ペースを抑えて燃料をセーブする戦略のいずれかを選ぶことができました。ここで僕たちは燃料をセーブすることを決めましたが、結果的に燃料が足りずにペースを上げることができず、リスタート後に順位と落としました。僕たちは全力を尽くし、メカニックたちはいい仕事をしてくれました。僕たちに速さが足りなかったのは間違いありませんが、今日は力強く戦ったと思います」

(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより)

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