QUALIFYING |
POS. | DRIVER/TEAM | |
No | Time | Speed |
1 | Takuma Sato/KV Racing Technology-Lotus | |
5 | 00:35.6857 | 180.375 |
2 | Danica Patrick/Andretti Autosport | |
7 | 00:35.7184 | 180.210 |
3 | Tony Kanaan/KV Racing Technology-Lotus | |
82 | 00:35.7932 | 179.833 |
4 | JR Hildebrand/Panther Racing | |
4 | 00:35.8458 | 179.569 |
5 | Will Power/Team Penske | |
12 | 00:35.8648 | 179.474 |
6 | Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing | |
10 | 00:35.8649 | 179.474 |
7 | James Hinchcliffe/Newman/Haas Racing | |
06 | 00:35.8825 | 179.385 |
8 | Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport | |
28 | 00:35.8986 | 179.305 |
9 | Mike Conway/Andretti Autosport | |
27 | 00:35.9226 | 179.185 |
10 | Ryan Briscoe/Team Penske | |
6 | 00:36.0058 | 178.771 |
11 | Oriol Servia/Newman/Haas Racing | |
2 | 00:36.0116 | 178.742 |
12 | Justin Wilson/Dreyer & Reinbold Racing | |
22 | 00:36.0340 | 178.631 |
13 | Helio Castroneves/Team Penske | |
3 | 00:36.0464 | 178.570 |
14 | Ed Carpenter/Sarah Fisher Racing | |
67 | 00:36.0584 | 178.510 |
15 | Alex Lloyd/Dale Coyne Racing | |
77 | 00:36.0754 | 178.426 |
16 | Vitor Meira/A.J. Foyt Enterprises | |
14 | 00:36.0878 | 178.365 |
17 | Marco Andretti/Andretti Autosport | |
26 | 00:36.1284 | 178.165 |
18 | Ana Beatriz/Dreyer & Reinbold Racing | |
24 | 00:36.1981 | 177.821 |
19 | E.J. Viso/KV Racing Technology-Lotus | |
59 | 00:36.2270 | 177.680 |
20 | Graham Rahal/Service Central Chip Ganassi Racing | |
38 | 00:36.2619 | 177.509 |
21 | Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing | |
83 | 00:36.3086 | 177.280 |
22 | Alex Lloyd/Dale Coyne Racing | |
19 | 00:36.3133 | 177.257 |
23 | Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing | |
9 | 00:36.6177 | 175.784 |
24 | James Jakes/Dale Coyne Racing | |
18 | 00:37.1287 | 173.365 |
25 | Sebastian Saavedra/Conquest Racing | |
34 | No Time | DNQ |
26 | Simona de Silvestro/HVM Racing | |
78 | No Time | DNQ |
QUALIFYING COLUMN |
2011年6月24日、アイオワ州ニュートン。土曜日にアイオワ・スピードウェイで決勝が開催されるアイオワ・コーン・インディ250の予選が本日行なわれ、KVレーシング・テクノロジー-ロータスの佐藤琢磨は、インディカー・シリーズに参戦した日本人ドライバーとして史上初めてポールポジションを獲得した。
No.5のKVレーシング・テクノロジー-ロータスに乗る琢磨は、アルファベットのDによく似た形をした全長0.875マイル(約1.4km)のコースにおいて、2ラップの平均速度で180.375mph(約290.2km/h)を記録、予選を制した。トニー・カナーンは179.833mph(約289.4km/h)で3番手、EJ.ヴィソは177.680mph(約285.9km/h)で19番手だった。 琢磨のインディカー・シリーズ参戦は今回が26戦目で、オーバルレースは通算13戦目、アイオワのレースはこれが2戦目となる。チームの記録上は4度目のポールポジションだが、公式戦ではこれが3度目にあたる。最初は2005年のミルウォーキーでドライバーはジミー・ヴァッサー、続いてトリスタン・ゴメディの2007年モン・トレンブラン、そしてウィル・パワーは2008年にサーファーズ・パラダイスで行なわれたエキジビジョン・レースでポールを勝ち取った。 今朝のプラクティスで、琢磨はチーム最速の181.031mph(約289.6km/h)をマーク、総合の2番手につけた。カナーンは10番手、ヴィソは21番手だった。明日の決勝をシミュレーションするために予選の後で再びプラクティスが行なわれるので、ドライバーとエンジニアは夜間におけるマシーンの感触を確かめることができる。 昨年、アイオワのレースを初めて戦った琢磨は、予選で7位を獲得、決勝でもアクシデントでリタイアするまで力強い走りを見せていた。今季8戦目にして、琢磨がトップ10で予選を通過したのはこれが5回目で、トップ5は3回目、ポールポジションはこれが初めてとなる。これまで昨年のミドオハイオにおける3番手が予選での最高位だった琢磨は、インディカー・シリーズ2年目となる今季、オーバルでの実力をめきめきと養ってきた。 インディ500の予選ではチームとして最高位の10番手に輝いたが、決勝では早々とリタイア、33位に終わった。テキサスでもチーム最上位の4番手で予選を通過し、決勝では5位でチェッカーを受けた。今回のアイオワで記録が塗り替えられるまで、オーバルの予選ではこの4位が琢磨の最上位だった。テキサスの第2レースでは25番グリッドからスタートしながら決勝を力強く戦い、12位でフィニッシュした。ミルウォーキーでは予選5位。その決勝ではドライブスルーペナルティを科せられながらも、数々のバトルに打ち勝って8位でチェッカーを受けた。 今季、琢磨はこれまでにトップ10フィニッシュを4回(セントピーターズバーグとテキサスで5位、ミルウォーキーとブラジルで8位)果たした。ポイントテーブルでは142点を獲得し、9番手につけている。 佐藤琢磨のコメント 「チームのスタッフ全員、ファン、スポンサー、そして僕をサポートしてくれるすべての人たちに心からお礼を申し上げます。とても素晴らしい結果を残すことができました。昨年の経験から、今回もコンペティティブに戦えるだろうという予想は抱いていて、今朝のプラクティスでもまったく問題なく、順調に走行できました。予選に向けて、どこをセットアップすべきかもわかっていました。3人のKVRT-ロータス・ドライバーが密接に連携し、エンジニアと密接に連携し、素晴らしい答えを出すことができました。そしてメカニックたちは完璧な状態にマシーンを仕上げてくれました。今日の結果は本当に嬉しいものです」 (KVレーシング・テクノロジーのプレスリリースより) |