QUALIFYING |
POS. | DRIVER/TEAM | |
No | Time | Speed |
1 | Helio Castroneves/Team Penske | |
3 | 00:54.1803 | 201.992 |
2 | Ryan Briscoe/Team Penske | |
6 | 00:54.2873 | 201.594 |
3 | Will Power/Team Penske | |
12 | 00:54.3226 | 201.463 |
4 | Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing | |
10 | 00:54.4574 | 200.964 |
5 | Marco Andretti/Andretti Autosport | |
26 | 00:54.6689 | 200.187 |
6 | Tony Kanaan/Andretti Autosport | |
11 | 00:54.7169 | 200.011 |
7 | Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport | |
37 | 00:54.8233 | 199.623 |
8 | E.J. Viso/KV Racing Technology | |
8 | 00:54.8606 | 199.487 |
9 | Dan Wheldon/Panther Racing | |
4 | 00:54.9329 | 199.225 |
10 | Takuma Sato/KV Racing Technology | |
5 | 00:54.9423 | 199.191 |
11 | Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing | |
9 | 00:54.9894 | 199.020 |
12 | Danica Patrick/Andretti Autosport | |
7 | 00:55.0130 | 198.935 |
13 | Bertrand Baguette/Conquest Racing | |
34 | 00:55.0520 | 198.794 |
14 | Vitor Meira/A.J. Foyt Enterprises | |
14 | 00:55.2867 | 197.950 |
15 | Alex Lloyd/Dale Coyne Racing | |
19 | 00:55.3969 | 197.556 |
16 | Graham Rahal/Newman/Haas Racing | |
02 | 00:55.4403 | 197.402 |
17 | Hideki Mutoh/Newman/Haas Racing | |
06 | 00:55.4517 | 197.361 |
18 | Justin Wilson/Dreyer & Reinbold Racing | |
22 | 00:55.5956 | 196.850 |
QUALIFYING COLUMN |
2010年9月18日、ツインリンクもてぎ発/2010年IZODインディカー・シリーズ第16戦。佐藤琢磨は日曜日に開催されるインディ・ジャパン300に10番グリッドから挑むことが決まった。予選が行なわれた土曜日、琢磨とロータスKVRTはツインリンクもてぎで驚くようなストーリーを紡ぎだした。F1を7シーズン戦ったベテランドライバーの琢磨が、もてぎのスーパースピードウェイをインディカーで走行したのは、この土曜日が初めて。33歳のルーキーにとって、土曜日が初走行というのは極めて不利な条件である。しかも、土曜日の午前中に行なわれたプラクティスが始まって間もなくマシーンの一部が破損。これで琢磨はコントロールを失ってスピン、マシーンはターン1の外壁に激突してしまう。ここからKVRTのクルー、それにコ・オーナーのジミー・ヴァッサーはマシーンの修復に取りかかり、驚くべきことに、午後のセッションで27ラップの走行を実現させた。
そして予選では2ラップの平均で199.191mph(約318.7km/h)をたたき出して5列目グリッドを奪取、詰めかけた自国ファンを熱狂させたのである。 佐藤琢磨のコメント 「KVレーシング・テクノロジーは今日、栄冠を勝ち取ったといえます。これはチーム全体が努力した結果です。今朝はとても困難な状況に陥りましたが、スタッフの全員、それも3台のマシーンを担当するメカニック全員が一堂に集まり、僕のマシーンを修復してくれました。彼らひとりひとり、そして彼らが成し遂げてくれた仕事に、心からお礼を言いたいと思います。本当に素晴らしい働きぶりでした。2回目のプラクティスではそれほどたくさんは周回できませんでしたが、シリーズのなかでもっとも困難とされるもてぎで安心してアタックできるマシーンを用意してくれたエンジニアにも感謝しています。ファンの皆さんにもお礼を申し上げます。皆さんの声援が僕を後押ししてくれました。次のステップは今日の走行データをじっくりと見直すことですが、できれば明日はいいレースを戦いたいと願っています」 (KVレーシング・テクノロジーのプレスリリースより) |