RACE |
POS. | DRIVER/TEAM | ||||
No | START | LAPS | LL | Status | PTS |
1 | Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing | ||||
1 | 2 | 200 | 167 | Running | 52 |
2 | Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing | ||||
2 | 3 | 200 | 2 | Running | 40 |
3 | Tony Kanaan/Andretti Autosport | ||||
3 | 15 | 200 | 0 | Running | 35 |
4 | Helio Castroneves/Team Penske | ||||
4 | 8 | 200 | 0 | Running | 32 |
5 | Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport | ||||
5 | 22 | 200 | 0 | Running | 30 |
6 | Ryan Briscoe/Team Penske | ||||
6 | 1 | 200 | 31 | Running | 29 |
7 | Mario Moraes/KV Racing Technology | ||||
7 | 12 | 199 | 0 | Running | 26 |
8 | Alex Tagliani/FAZZT Race Team | ||||
8 | 5 | 199 | 0 | Running | 24 |
9 | John Andretti/Richard Petty/Andretti Autosport | ||||
9 | 17 | 199 | 0 | Running | 22 |
16 | Raphael Matos/Luczo Dragon Racing de Ferran Motorsports | ||||
16 | 13 | 198 | 0 | Running | 14 |
17 | Sarah Fisher/Sarah Fisher Racing | ||||
17 | 14 | 198 | 0 | Running | 13 |
18 | Justin Wilson/Dreyer & Reinbold Racing | ||||
18 | 20 | 197 | 0 | Running | 12 |
19 | Alex Lloyd/Dale Coyne Racing | ||||
19 | 23 | 197 | 0 | Running | 12 |
20 | Bertrand Baguette/Conquest Racing | ||||
20 | 19 | 197 | 0 | Running | 12 |
21 | Simona De Silvestro/Team Stargate Worlds/HVM | ||||
21 | 18 | 197 | 0 | Running | 12 |
23 | Hideki Mutoh/Newman/Haas/Racing | ||||
23 | 4 | 186 | 0 | Contact | 12 |
24 | Takuma Sato/KV Racing Technology | ||||
24 | 11 | 186 | 0 | Contact | 12 |
25 | Jay Howard/Sarah Fisher Racing | ||||
25 | 21 | 172 | 0 | Contact | 10 |
26 | Milka Duno/Dale Coyne Racing | ||||
26 | 24 | 84 | 0 | Mechanical | 10 |
27 | E.J. Viso/KV Racing Technology | ||||
27 | 16 | 71 | 0 | Contact | 10 |
RACE COLUMN |
2010年5月1日、カンザス州カンザスシティ発/2010年IZODインディカー・シリーズ第5戦。ロードランナー・ターボ・インディ300の最終結果は、KVレーシング・テクノロジーがどんなレースを戦ったかについて正確には物語っていない。佐藤琢磨は24位に終わったが、彼は全長1.5マイルの“トライ・オーバルコース”で繰り広げられたIZODインディカー・シリーズ第5戦で注目すべき活躍を示したのである。
ベテランのF1ドライバーだった琢磨は、No.5のロータス・KVレーシング・テクノロジー/ホンダ/ダラーラ/ファイアストーンを駆り、レースが残り14周となるまで6位につけていた。しかし、ここで目の前を走る武藤選手と接触、その場でレースを終えることとなる。11番グリッドからスタートした琢磨は、ウィル・パワー、ヴィクトル・メイラ、ダニカ・パトリック、ライアン・ハンター-レイなどのドライバーを次々とパス、事故に遭う直前は5番手争いを演じていた。なお、水曜日にカンザス・スピードウェイで行なわれたテストに参加するまで、琢磨がオーバルコースを走ったことはこれまでになかった。 KVRTはインディ500への挑戦に備え、今週はケンタッキー・スピードウェイでテストを実施する。インディ500の舞台となる有名な“ブリックヤード”での走行は5月15日(土)のプラクティスで幕を開け、5月22日(土)にはスターティンググリッドのトップ24を決める予選、5月23日(日)には残る9グリッドを決める予選が行なわれ、全33台のスターティンググリッドが確定する。 佐藤琢磨のコメント 「初めてオーバルコースで戦う僕にとって、今日はとてもエキサイティングな1日となりました。6位を走行中の残り14ラップとなった段階でイエローフラッグが提示されました。リスタートのとき、僕の目の前にはひとかたまりとなった集団がいて、僕は武藤選手とサイド・バイ・サイドになっていました。ここで、彼は僕をウォールに向けて押し上げる格好となり、僕は逃げ場を失ってしまいます。後で武藤選手の話しを聞いたところ、彼が僕に迫ってきたのは、周回遅れのオレンジ色のマシーンに押される格好となっていたためであることがわかりました。つまり、僕たちはふたりとも行き場を失っていたのです。これはとても、とても不運なことでした。ファンの皆さん、なかでも日本のファン、そして武藤選手のファンには特に申し訳なく思っています。KVレーシング・テクノロジー・ロータス・チームは目覚しい働きをしてくれたので、フィニッシュできなかったことは悔しく、残念でなりません。いずれにしても、一流のドライバーたちとレースをし、順位を上げていけたことはものすごく楽しかったし、オーバルレーシングについて学べたことも有意義でした」 (KVレーシング・テクノロジーのプレスリリースより) |