RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.5 [Sat,01 May]
Kansas Speedway
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
1 2 200 167 Running 52
2 Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing
2 3 200 2 Running 40
3 Tony Kanaan/Andretti Autosport
3 15 200 0 Running 35
4 Helio Castroneves/Team Penske
4 8 200 0 Running 32
5 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
5 22 200 0 Running 30
6 Ryan Briscoe/Team Penske
6 1 200 31 Running 29
7 Mario Moraes/KV Racing Technology
7 12 199 0 Running 26
8 Alex Tagliani/FAZZT Race Team
8 5 199 0 Running 24
9 John Andretti/Richard Petty/Andretti Autosport
9 17 199 0 Running 22
16 Raphael Matos/Luczo Dragon Racing de Ferran Motorsports
16 13 198 0 Running 14
17 Sarah Fisher/Sarah Fisher Racing
17 14 198 0 Running 13
18 Justin Wilson/Dreyer & Reinbold Racing
18 20 197 0 Running 12
19 Alex Lloyd/Dale Coyne Racing
19 23 197 0 Running 12
20 Bertrand Baguette/Conquest Racing
20 19 197 0 Running 12
21 Simona De Silvestro/Team Stargate Worlds/HVM
21 18 197 0 Running 12
23 Hideki Mutoh/Newman/Haas/Racing
23 4 186 0 Contact 12
24 Takuma Sato/KV Racing Technology
24 11 186 0 Contact 12
25 Jay Howard/Sarah Fisher Racing
25 21 172 0 Contact 10
26 Milka Duno/Dale Coyne Racing
26 24 84 0 Mechanical 10
27 E.J. Viso/KV Racing Technology
27 16 71 0 Contact 10
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、6位を走行中のレース終盤に惜しくもリタイア
2010.05.02
2010年5月1日、カンザス州カンザスシティ発/2010年IZODインディカー・シリーズ第5戦。ロードランナー・ターボ・インディ300の最終結果は、KVレーシング・テクノロジーがどんなレースを戦ったかについて正確には物語っていない。佐藤琢磨は24位に終わったが、彼は全長1.5マイルの“トライ・オーバルコース”で繰り広げられたIZODインディカー・シリーズ第5戦で注目すべき活躍を示したのである。
 ベテランのF1ドライバーだった琢磨は、No.5のロータス・KVレーシング・テクノロジー/ホンダ/ダラーラ/ファイアストーンを駆り、レースが残り14周となるまで6位につけていた。しかし、ここで目の前を走る武藤選手と接触、その場でレースを終えることとなる。11番グリッドからスタートした琢磨は、ウィル・パワー、ヴィクトル・メイラ、ダニカ・パトリック、ライアン・ハンター-レイなどのドライバーを次々とパス、事故に遭う直前は5番手争いを演じていた。なお、水曜日にカンザス・スピードウェイで行なわれたテストに参加するまで、琢磨がオーバルコースを走ったことはこれまでになかった。
 KVRTはインディ500への挑戦に備え、今週はケンタッキー・スピードウェイでテストを実施する。インディ500の舞台となる有名な“ブリックヤード”での走行は5月15日(土)のプラクティスで幕を開け、5月22日(土)にはスターティンググリッドのトップ24を決める予選、5月23日(日)には残る9グリッドを決める予選が行なわれ、全33台のスターティンググリッドが確定する。

佐藤琢磨のコメント
「初めてオーバルコースで戦う僕にとって、今日はとてもエキサイティングな1日となりました。6位を走行中の残り14ラップとなった段階でイエローフラッグが提示されました。リスタートのとき、僕の目の前にはひとかたまりとなった集団がいて、僕は武藤選手とサイド・バイ・サイドになっていました。ここで、彼は僕をウォールに向けて押し上げる格好となり、僕は逃げ場を失ってしまいます。後で武藤選手の話しを聞いたところ、彼が僕に迫ってきたのは、周回遅れのオレンジ色のマシーンに押される格好となっていたためであることがわかりました。つまり、僕たちはふたりとも行き場を失っていたのです。これはとても、とても不運なことでした。ファンの皆さん、なかでも日本のファン、そして武藤選手のファンには特に申し訳なく思っています。KVレーシング・テクノロジー・ロータス・チームは目覚しい働きをしてくれたので、フィニッシュできなかったことは悔しく、残念でなりません。いずれにしても、一流のドライバーたちとレースをし、順位を上げていけたことはものすごく楽しかったし、オーバルレーシングについて学べたことも有意義でした」

(KVレーシング・テクノロジーのプレスリリースより)
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