RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.12 [Sun,14 August]
New Hampshire Motor Speedway
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
1 5 215 71 Running 50
2 Oriol Servia/Newman/Haas Racing
2 2 215 0 Running 40
3 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
3 7 215 2 Running 35
4 James Hinchcliffe/Panther Racing
4 4 215 0 Running 32
5 Will Power/Team Penske
5 13 215 12 Running 30
6 Danica Patrick/Andretti Autosport
6 15 215 0 Running 28
7 Takuma Sato/KV Racing Technology-Lotus
7 8 215 13 Running 26
8 Ryan Briscoe/Team Penske
8 6 214 2 Running 24
9 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
9 10 213 0 Running 22
10 Vitor Meira/A.J. Foyt Enterprises
10 19 212 0 Running 20
11 Ed Carpenter/Sarah Fisher Racing
11 25 212 0 Running 19
12 E.J. Viso/KV Racing Technology-Lotus
12 17 212 0 Running 18
13 Sebastien Bourdais/Dale Coyne Racing
13 14 211 0 Running 17
14 Ana Beatriz/Dreyer & Reinbold Racing
14 21 210 0 Running 16
15 Sebastian Saavedra/Conquest Racing
15 24 210 0 Running 15
16 Simona De Silvestro/HVM Racing
16 26 209 0 Running 14
17 Helio Castroneves/Team Penske
17 9 202 0 Running 13
18 James Jakes/Dale Coyne Racing
18 20 176 0 Mechanical 12
19 Alex Tagliani/Sam Schmidt Motorsports
19 16 137 0 Mechanical 12
20 Dario Franchitti/Target Chip Ganassi Racing
20 1 118 115 Contact 15
21 JR Hildebrand/Panther Racing
21 11 118 0 Contact 12
22 Tony Kanaan/KV Racing Technology-Lotus
22 3 109 0 Contact 12
23 Tomas Scheckter/Dreyer & Reinbold Racing
23 18 109 0 Contact 12
24 Marco Andretti/Andretti Autosport
24 22 109 0 Contact 12
25 Mike Conway/Andretti Autosport
25 12 0 0 Contact 10
26 Graham Rahal/Service Central Chip Ganassi Racing
26 23 0 0 Contact 10
27 Pippa Mann/Rahal Letterman Lanigan Racing
27 27 0 0 DNS 5
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、ニューハンプシャーで7位完走を果たす
2011.08.14
 2011年8月14日、ニューハンプシャー州ルードン。KVレーシング・テクノロジー−ロータスの佐藤琢磨は、日曜日にニューハンプシャー・モータースピードウェイ(NHMS)で決勝が開催されたMoveThatBlock.com インディ225において、コース上で起きた2度の事故を乗り越えて力強いレースを披露し、7位でフィニッシュした。2度目の事故は、雨でコーションとなった後のリスタートで起きたものだが、このリスタートについては判断に疑問の残るものだった。チームメイトのEJ.ヴィソは12位、トニー・カナーンは22位に終わった。
 雨が予想されたため、予定よりも30分繰り上げてスタートが切られた。予想は的中し、2度の長いコーション・ピリオドを生み出した。
 No.5のKVレーシング・テクノロジー-ロータスを駆る琢磨は、初参戦となるニューハンプシャーにおいて予選を8位で通過。レース前半、いくつものバトルをくぐり抜けて5位へと浮上し、ここで第一巡目のピットストップが行なわれた。燃料をセーブしていた琢磨はレースリーダーよりもピットストップを1周引き延ばすことに成功、これで2位へと駒を進めた。2スティントではほとんどの周回を2位で走行していたが、その後、雨のため長いコーション・ピリオドに入ってしまう。レイン・コーションが終わってリスタートが切られると、すぐに2度目のコーションとなった。2回目のリスタートの際、琢磨はレースリーダーのダリオ・フランキッティと接触してしまう。このアクシデントにより、琢磨は右フロントタイアとフロントウィングにダメージを負う。2回のピットストップを経て、琢磨のマシーンは完璧な状態ではないものの修復を終え、8位でバトルを再開したが、依然としてリードラップに留まっていた。残る周回も琢磨は果敢に攻め続け、マシーン修復の際に余分に給油していた関係でコースに留まっていたためもあり、数周かはレースをリードする場面もあった。この日4回目で最後のピットストップを行った後、琢磨が7位を走行中にこの日2度目の雨によるコーションとなる。雨は引き続き降り続け、コースコンディションもベストとは言いがたいなか、リスタートを切るという疑問の残る判断が下され、この影響で数台が関係するアクシデントが発生する。琢磨もこの混乱に巻き込まれ、戦線離脱を余儀なくされた。その直後、オフィシャルは赤旗を提示、リスタートの2周前の順位が最終結果とされたため、琢磨は7位と認定されることになった。
 これで26ポイントを追加した琢磨は通算238ポイントを獲得、ポイントスタンディングの10位につけている。

佐藤琢磨のコメント
「レースのスタートでは3回続けてリスタートが行なわれました。とても混雑していましたが、ここでエキサイティングなバトルを何度か演じ、最初は敗れましたが結果的には順位を上げることに成功しました。最初のスティントはハードに攻め、コース上でいくつか順位を上げられたのでとてもエキサイティングでしたが、それと同時に燃料もセーブし、リーダーよりも1周長く走り続けて2位に浮上できました。その後、リスタートがあり、さらにコーションとリスタートが続きました。2回目のリスタートのとき、僕はダリオ(フランキッティ)と絡んでしまい、リペアのためにピットストップを行なうことになります。その後もダメージは完全には修復されていませんでしたが、ハードにプッシュして順位を上げることができました。最後には雨でコーションとなり、路面が非常に滑りやすい状態でリスタートが切られました。スタート・フィニッシュ・ラインを横切る直前、複数台が絡む大きな事故が発生しました。このような形でレースが終わったことは本当に残念です」

(KVレーシング・テクノロジーのプレスリリースより)
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