RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.15 [Sat,24 August]
St.Louis
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Takuma ツSato/Rahal Letterman Lanigan Racing
1 5 248 61 Running 51
2 Ed ツCarpenter/Ed Carpenter Racing
2 17 248 0 Running 40
3 Tony ツKanaan/A.J. Foyt Enterprises
3 20 248 0 Running 35
4 Santino ツFerrucci/Dale Coyne Racing
4 6 248 97 Running 35
5 Simon ツPagenaud/Team Penske
5 4 248 0 Running 30
6 Conor ツDaly/Carlin
6 18 248 1 Running 29
7 Josef ツNewgarden/Team Penske
7 1 248 50 Running 28
8 Ryan ツHunter-Reay/Andretti Autosport
8 9 248 0 Running 24
9 Colton ツHerta/Harding Steinbrenner Racing
9 12 248 10 Running 23
10 Marco ツAndretti/Andretti Herta Autosport w/ Curb-Agajanian
10 22 248 4 Running 21
11 Felix ツRosenqvist/Chip Ganassi Racing
11 10 248 1 Running 20
12 James ツHinchcliffe/Arrow Schmidt Peterson Motorsports
12 7 247 20 Running 19
13 Alexander ツRossi/Andretti Autosport
13 11 247 0 Running 17
14 Zach ツVeach/Andretti Autosport
14 15 247 0 Running 16
15 Charlie ツKimball/Carlin
15 19 247 0 Running 15
16 Marcus ツEricsson/Arrow Schmidt Peterson Motorsports
16 14 247 2 Running 15
17 Matheus ツLeist/A.J. Foyt Enterprises
17 21 246 0 Running 13
18 Graham ツRahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
18 16 226 0 Mechanical 12
19 Sebastien ツBourdais/Dale Coyne Racing with Vasser-Sullivan
19 2 189 1 Contact 12
20 Scott ツDixon /Chip Ganassi Racing
20 8 136 0 Mechanical 10
21 Spencer ツPigot/Ed Carpenter Racing
21 13 131 0 Contact 9
22 Will ツPower/Team Penske
22 3 52 1 Contact 9
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、セントルイスで今季2勝目を達成
2019.08.25
2019年8月24日、イリノイ州マディソン発。本日、ワールドワイド・テクノロジー・レースウェイでインディカー・シリーズ・セントルイス戦の決勝レースが行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 Mi-Jack/パナソニック・ダラーラ・ホンダに乗る佐藤琢磨は今季2勝目を挙げました。

セントルイスでは自身にとってベストの5番グリッドからスタートした琢磨は、オープニングラップで3ワイドの中央に挟み込まれる形となったうえ、ハンター-レイと軽く接触した影響もあってこのラップの終わりには13番手まで後退します。さらに、44周目に最初のピットストップを行なった結果、最後尾へと転落しましたが、チームは諦めませんでした。

レースの勝敗を分けたのは、188周目のこと。最初の2回のピットストップをオフシーケンスとしたほか、ピットストップのタイミングにも2度助けられたおかげで、ここでピットストップを行なった琢磨はトップに浮上。ほかのドライバーもこれに続きましたが、直後の190周目にブールデがクラッシュしてイエローが提示されます。この影響で、琢磨、カナーン、カーペンター、ニューガーデンを除くドライバーはすべて周回遅れとなりました。

琢磨がリードを守ったまま205周目にレースは再開。2番手のカナーンを次第に引き離していきましたが、残る4周でカーペンターがカナーンをパスすると、次第に琢磨に接近。最後は接戦となりましたが、琢磨はカーペンターを0.0399秒差で抑えきってレースを制しました。

琢磨がインディーカー・シリーズで優勝したのは今回が通算5回目。今季はポール・トゥ・フィニッシュを果たしたバーバーに続いて、これで2勝目を挙げたことになります。琢磨がシーズン中に2度以上優勝したのは今回が初めてです。

これで琢磨は通算382点を獲得し、ポイントランキングでは8番手から6番手に浮上しました。
次戦のポートランドは琢磨が昨年、優勝したコース。9月1日に開催されるレースに、琢磨は2連勝をかけて挑みます。


佐藤琢磨のコメント
「僕をサポートしてくださっている皆さんになんとお礼を申し上げればいいのか、言葉が見つかりません。難しいことがあった次のレースだったので、本当に特別な気持ちです。ここに来て予選を力強く戦うことができたことについて、チームを誇りに思っています。レースは難しいスタートとなりました。僕は2台に挟まれ、ポジションを落としました。最初のスティントも難しい展開でした。僕たちは落ち着いて自分たちの仕事をこなし、自分たちを信じ、チャンスを掴み取りました。そして僕たちは反撃しました。続くふたつのスティントではペースもよく、必要とされていた燃料のセーブにも成功します。そして、あのイエローが出ました。たしかに、あれは僕たちにとって幸運だったと思います。この勝利は、僕を支えてくれたチームのおかげです。彼らのために優勝できて、本当に嬉しく思っています。とても、とても、幸せな気分です。最後のリスタートは遅かったかもしれませんが、コンスタントなスピードでした。集団をコントロールするために、使えるアドバンテージはすべて使わなければいけなかったのです。その後は、鮮やかにリードを広げていったといっていいでしょう。レースを盛り上げたのは、タイヤのデグラデーションでした。最後の20周でトニーと僕は同じように苦しみましたが、エドは本当に素晴らしいスピードで追い上げてきました。最後の5ラップはとても苦しみました。僕は絶対にマシーンをフィニッシュラインに持ち込みたかったのですが、なんとかそれを成し遂げました。(「インディ500を除けば、今回の優勝がもっとも嬉しかったのではないですか?」との質問に対して)はい、それは間違いありませんね。ポールポジションから優勝したバーバーも特別な一戦でした。週末を完全に制覇したという点でチームが果たした役割は大きく、大きな満足感を味わいました。でも、いまご指摘があったとおり、インディ500を除けばこの優勝は本当に特別です。とても感激しています。僕に、信じられないくらいの力を授けてくれました。続く2レースも、とてもエキサイティングな戦いになるでしょう。チャンピオン争いも刺激に満ちたものになるはずです。できれば、シーズンが終わるまでにもう少し順位が上がるといいですね。チームのサポートは信じられないくらい素晴らしいものでした。本当に嬉しいです。レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの一員であることを誇りに思います」

(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより)
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