RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.11 [Sat,27 June]
Fontana
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
1 19 250 15 Running 51
2 Tony Kanaan/NTT Data Chip Ganassi Racing
2 6 250 23 Running 41
3 Marco Andretti/Andretti Autosport
3 3 250 31 Running 36
4 Juan Pablo Montoya/Team Penske
4 5 250 5 Running 33
5 Sage Karam/Chip Ganassi Racing
5 10 250 5 Running 31
6 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
6 7 250 7 Running 29
7 James Jakes/Schmidt Peterson Motorsports
7 23 250 0 Running 26
8 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
8 13 250 0 Running 24
9 Simon Pagenaud/Team Penske
9 1 250 3 Running 24
10 Jack Hawksworth/A.J. Foyt Enterprises
10 17 250 0 Running 20
11 Carlos Munoz/Andretti Autosport
11 11 250 14 Running 20
12 Stefano Coletti/KV Racing Technology
12 2 150 0 Running 18
13 Pippa Mann/Dale Coyne Racing
13 22 250 0 Running 17
14 Sebastien Bourdais/KVSH Racing
14 15 250 0 Running 16
15 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
15 14 249 3 Contact 16
16 Ryan Briscoe/Schmidt Peterson Motorsports
16 16 249 7 Contact 15
17 Tristan Vautier/Dale Coyne Racing
17 20 246 0 Running 13
18 Takuma Sato/A.J. Foyt Enterprises
18 9 241 3 Contact 13
19 Will Power/Team Penske
19 8 241 62 Contact 14
20 Gabby Chaves/Bryan Herta Autosport with Curb-Agajanian
20 18 237 0 Running 10
21 Josef Newgarden/CFH Racing
21 12 161 0 Contact 9
22 Ed Carpenter/CFH Racing
22 4 157 1 Contact 9
23 Helio Castroneves/Team Penske
23 2 136 43 Contact 8
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、トップ争いを繰り広げながら18位に終わる
2015.06.27
 本日オート・クラブ・スピードウェイで行われたMAVTV500の決勝結果には佐藤琢磨が18位に終わったと記されています。
 けれども、このレースを見た人たちは、琢磨が250ラップではなく240ラップのレースを戦い抜いたことを知っているでしょう。

 バンクを持つ全長2マイルのオーバルコースには4つないし5つの車線がありますが、No.14 ABCサプライ・ホンダに乗る琢磨は、バンクの上であろうと中ほどであろうと下であろうと自由自在に走り抜けました。
 このうち、琢磨は上の車線をもっとも得意としていましたが、ターン1への進入では低い車線からのオーバーテイクを何度も演じ、“No attack、No chance”のスローガンを繰り返し実践してみせました。

 琢磨は計6度、のべ31周にわたってトップを快走しました。
 しかも、ボディワークを交換するために2度ピットストップを行いましたが、ABCサプライ・チームは138周目にノーズ交換、給油、タイア交換をわずか13.3秒で終わらせてみせます。
 そして14番手でコースに復帰した琢磨は174周目にトップへと返り咲いたのです。

 4番手を走行中の188周目にピットストップを行うと、コース上に落ちた破片のためイエローコーションとなっていた197周目にセイジ・カラムが琢磨に追突。
 この結果リアバンパーを交換せざるを得なくなり、一度は周回遅れとなりましたが、221周目にイエローになるとリードラップに返り咲きます。
 そして17番手を走行中の224周目にピットストップを行いました。

 227周目にグリーングラッグが振り下ろされると、ここから残り23ラップのスプリントレースが始まります。
 17番手の琢磨は229周目に218.164mph(約349.1km/h)のファステストラップをマーク。
 8周後には4番手に浮上しました。
 240周目、ターン4の出口で右側をウィル・パワー、左側をスコット・ディクソンに挟まれる形となります。
 ここでパワーは上の車線から急激に下降を始めるいっぽう、ディクソンは下の車線から急上昇していきました。
 琢磨はまずパワーを避けようとしましたが、ディクソンを避けきることができず、結果的に琢磨は押し出される格好となってパワーと接触。
 2台はスピンしてアウト側のウォールに激突しました。
 さらに2台はコースを横断してインフィールド上に停止します。
 幸いふたりにケガはありませんでしたが、極めて残念な結果に終わりました。

 ベライゾン・インディカー・シリーズの次戦は7月12日にミルウォーキーで開催されるABCサプライ250となります。

佐藤琢磨のコメント
「フィニッシュできなかったのは本当に残念でした。
 No.14 ABCサプライ・ホンダは本当に力強く、とても速かったと思います。
 僕は2度後方に転落しながら、2度トップに返り咲きました。
 最後の25周は本当に信じられないようなレースで、3ワイドになったりときには4ワイドになったりのレースを僕自身も楽しみました。
 僕たちはコンペティティブで、とてもいいレースで、非常にエキサイティングでした。
 けれどもレース終盤になって、パワーがアウト側、ディクソンがイン側で、僕がまんなかに挟まれる格好になります。
 しかも、両側の2台は真ん中の僕に向かって近づいてきたのです。
 これを避けるのは不可能で、僕のマシーンは両側にダメージを負い、リタイアに追い込まれました。
 ABCのクルーは今日も素晴らしい働きをしてくれました。
 そしてマシーンは驚くほど速かったので、僕はことのことを本当に喜び、またチームを誇りに思っています。
 フィニッシュしていれば素晴らしい結果が得られていたはずなので、今日は是非レースを走りきりたいと願っていました」

(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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