RACE |
POS. | DRIVER/TEAM | ||||
No | START | LAPS | LL | Status | PTS |
1 | Josef Newgarden/CFH Racing | ||||
1 | 11 | 85 | 30 | Running | 53 |
2 | Luca Fillippi/CFH Racing | ||||
2 | 6 | 85 | 2 | Running | 41 |
3 | Helio Castroneves/Team Penske | ||||
3 | 7 | 85 | 15 | Running | 36 |
4 | Will Power/Team Penske | ||||
4 | 1 | 85 | 30 | Running | 34 |
5 | Sebastien Bourdais/KVSH Racing | ||||
5 | 5 | 85 | 0 | Running | 30 |
6 | Tony Kanaan/NTT Data Chip Ganassi Racing | ||||
6 | 9 | 85 | 3 | Running | 29 |
7 | Juan Pablo Montoya/Team Penske | ||||
7 | 3 | 85 | 0 | Running | 26 |
8 | Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing | ||||
8 | 4 | 85 | 0 | Running | 24 |
9 | Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing | ||||
9 | 10 | 85 | 0 | Running | 22 |
10 | Takuma Sato/A.J. Foyt Enterprises | ||||
10 | 8 | 85 | 0 | Running | 20 |
11 | Simon Pagenaud/Team Penske | ||||
11 | 2 | 85 | 0 | Running | 19 |
12 | Conor Daly/Schmidt Peterson Motorsports | ||||
12 | 19 | 85 | 0 | Running | 18 |
13 | Marco Andretti/Andretti Autosport | ||||
13 | 18 | 85 | 0 | Running | 17 |
14 | Jack Hawksworth/A.J. Foyt Enterprises | ||||
14 | 14 | 85 | 0 | Running | 16 |
15 | Gabby Chaves/Bryan Herta Autosport with Curb-Agajanian | ||||
15 | 22 | 85 | 0 | Running | 15 |
16 | Sebastian Saavedra/Chip Ganassi Racing | ||||
16 | 17 | 85 | 0 | Running | 14 |
17 | Tristan Vautier/Dale Coyne Racing | ||||
17 | 21 | 85 | 0 | Running | 13 |
18 | Rodolfo Gonzalez/Dale Coyne Racing | ||||
18 | 23 | 85 | 5 | Running | 13 |
19 | Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport | ||||
19 | 16 | 84 | 0 | Mechanical | 11 |
20 | Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing | ||||
20 | 15 | 84 | 0 | Running | 10 |
21 | James Jakes/Schmidt Peterson Motorsports | ||||
21 | 12 | 84 | 0 | Running | 9 |
22 | Carlos Munoz/Andretti Autosport | ||||
22 | 13 | 69 | 0 | Mechanical | 8 |
23 | Stefano Coletti/KV Racing Technology | ||||
23 | 20 | 40 | 0 | Contact | 7 |
RACE COLUMN |
トロントの雨は佐藤琢磨が期待するほど長くは降り続きませんでした。
雨が降るなかでスタートが切られると、琢磨はエリオ・カストロネヴェスをオープニングラップにパスして7番手に浮上。 そして7周目にファン-パブロ・モントーヤがコースアウトすると、No.14 ABCサプライ・ホンダに乗る琢磨は5番手をいくルカ・フィリッピの背後に迫ります。 ところが、ここで路面が乾き始めたため、チームはピットストップを行ってスリックタイアに交換する判断を下しました。 29周目にフルコーションとなると、琢磨はピットに戻ってブラック・タイアに交換しましたが、ピットストップが一巡するとモントーヤに先行されていることが明らかになります。 続いて41周目にフルコーションになったとき、数台のマシーンはピットストップを行ったものの、琢磨はステイアウトを選択。 85周のレースが折り返し地点を迎えたとき、琢磨は9番手につけていました。 そして48周目にはモントーヤをパスして8番手まで挽回したものの、55周目にはピットストップを行ったために13番手へと後退。 さらに、ピットアウト直後でタイアが冷えている状態のときにグレアム・レイホールにパスされて14番手となります。 もっとも、その3周後にはサイモン・パジェノーを攻略して13番手へと挽回しました。 本来であれば、ここでフィニッシュまで走りきるのに必要な燃料を積んでいるべきところですが、最後のピットストップで問題があり、完全に満タンになっていなかったことが明らかになります。 このため、レース終盤にチームは燃料をセーブするように指示。 このため、琢磨はフィニッシュ間際にレイホールにオーバテイクされて10位でフィニッシュすることになりました。 ベライゾン・インディカー・シリーズの次戦は6月27日にカリフォルニア州フォンタナのオート・クラブ・スピードウェイで開催されます。 佐藤琢磨のコメント 「難しいレースでした。 結果的に僕たちはトップグループでフィニッシュできるほど速くなく、また期待していたほど雨は降りませんでした。 ウェットコンディションだったレース序盤には何台かを追い越して、とてもいい展開でした。 けれども、やがて路面が乾き始めると、他のチームが息を吹き返しました。 最後のピットストップでは給油に問題があって満タンにはできなかったため、レース終盤は大幅に燃料を節約しなければならず、この影響で遅れをとりました。 いずれにしても、ABCサプライ・チームは今日もいい仕事をしたと思いますし、次のフォンタナではいいレースが演じられることを期待しています」 (AJフォイト・レーシングのプレスリリースより) |