RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.4 [Sun,26 April]
Alabama
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Josef Newgarden/CFH Racing
1 5 90 46 Running 53
2 Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
2 8 90 17 Running 41
3 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
3 4 90 2 Running 36
4 Will Power/Team Penske
4 2 90 0 Running 32
5 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
5 18 90 0 Running 30
6 Carlos Munoz/Andretti Autosport
6 22 90 0 Running 28
7 James Hinchcliffe/Schmidt Peterson Motorsports
7 10 90 1 Running 27
8 Sebastien Bourdais/KVSH Racing
8 7 90 2 Running 25
9 Simon Pagenaud/Team Penske
9 3 90 3 Running 23
10 Marco Andretti/Andretti Autosport
10 13 90 0 Running 20
11 Luca Filippi/Ed Carpenter Racing
11 9 90 0 Running 19
12 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
12 11 90 0 Running 18
13 Tony Kanaan/NTT Data Chip Ganassi Racing
13 6 90 0 Running 17
14 Juan Pablo Montoya/Team Penske
14 15 90 1 Running 17
15 Helio Castroneves/Team Penske
15 1 90 18 Running 17
16 Gabby Chaves/Bryan Herta Autosport with Curb-Agajanian
16 17 90 0 Running 14
17 Takuma Sato/A.J. Foyt Enterprises
17 20 90 0 Running 13
18 Sage Karam/Chip Ganassi Racing
18 12 90 0 Running 12
19 Stefano Coletti/KV Racing Technology
19 16 90 0 Running 11
20 Rodolfo Gonzalez/Dale Coyne Racing
20 21 90 0 Running 10
21 Jack Hawksworth/A.J. Foyt Enterprises
21 19 90 0 Running 9
22 James Jakes/Schmidt Peterson Motorsports
22 14 89 0 Running 8
23 Francesco Dracone/Dale Coyne Racing
23 23 89 0 Running 7
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、不運な事故で17位完走に終わる
2015.04.26
 佐藤琢磨とジャック・ホークスワースのふたりは、日曜日に行われたホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマの決勝レースで懸命の力走を見せましたが、そうした努力は結果には結びつきませんでした。

 20番グリッドからスタートした琢磨は、オープニングラップでいくつか順位を上げた後、順調に周回を重ねて行きました。
 90周のレースが15周目を迎えた頃になると、数名のドライバーが給油のためにピットストップを行うようになります。
 けれども、ABCサプライ・ホンダの2台は、前を行くライバルたちを追走するため、速いペースを保って走り続けていました。

 11番手を走行していた琢磨がターン1にアプローチしようとしたところ、19周目に給油を行ったペンスキーのウィル・パワーがピットアウトしてきました。
 ところが、パワーは琢磨に気づいていなかったのか、もしくは彼を攻略しようとしていたのか、ここで2台は接触し、琢磨はノーズにダメージを負うことになります。

 これに対し、オフィシャルは「避けられる接触事故を起こした」としてパワーにドライブスルー・ペナルティを科しました。
 レース後に事故の映像を見たパワーは、琢磨のもとを訪れて謝罪しました。
 この事故で路面上に破片が散らばったことから、この日最初のフルコーション(本レース中のフルコーションはこれを含めて2度だけ)となり、全ドライバーがピットストップを行いました。

 ここでレッドタイアに履き替えた琢磨は、35周目に2度目のフルコーションとなったときにもピットストップを行い、改めてレッドタイアへの交換を行ないました。
 けれども、その後はフルコーションとならなかったため、次の給油まで走り続けるにはタイアデグラデーションがあまりに激しく、ラップタイムは次第に落ち込んでいきます。
 琢磨はそのまま周回を重ねましたが、最後には2周で8つも順位を落とすことになり、
 64周目にピットストップを余儀なくされることとなります。
 それでも、90周目のフィニッシュまで走りきるには燃料をセーブしなければいけませんでしたが、琢磨はそれをやり遂げると17位で完走を果たしました。

 19番グリッドからスタートしたホークスワースは一時11番手まで順位を上げましたが、最後のピットストップの際にエアガンが不調に陥り、21位でチェッカードフラッグを受けました。

 この後、チームは週の後半にテストが行なわれるインディアナ・モーター・スピードウェイに向かいます。
 ここでは、今シーズン初となるスーパースピードウェイ・エアロキットを試しますが、テスト終了後に改めてロードコース用のエアロキットに戻し、5月9日に開催されるアンジーズ・リスト・グランプリ・オブ・インディに備えることになります。

佐藤琢磨のコメント
「僕がすでにターン1に進入していたところでウィルと接触してしまいましたが、どうやら彼は僕に気づいていなかったようです。
 彼はピットから出てきたばかりで、僕とサイド・バイ・サイドとなりました。
 僕はなんとか事故を避けようとしましたが、どうにもできませんでした。
 まさかウィルと接触するとは思いもしませんでした」

「とてもタフで困難な状況でしたが、レースを完走できてよかったと思います。
 スタートでいくつか順位を上げ、イエローが出たときにピットストップでアドバンテージが得られるようなストラテジーに沿ってレースを戦っていました。
 同じストラテジーを選んだ速いマシーンが何台かいたので、判断が間違っていたとは思いません。
 僕たちは2スティントでレッドタイアを使いましたが、スティントがあまりに長く、その終盤ではペースを保つのにとても苦労しました。
 レースが終わってみれば、途中で少しだけ給油してタイア交換を行なえばよかったといえますが、あの段階でそれを判断するのは難しく、結果的に大きく順位を落としてしまいました。
 ただし、あのときチームはステイアウトを指示してきたので、ピットストップはあと1回だけで済むものと考えていました。
 とても苦しい1日でしたが、チームはたくさんのことを学んだので、それらをインディ・グランプリで活用できることを期待しています」

(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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