RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.4 [Sat,10 May]
Indianapolis
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Simon Pagenaud/Schmidt Peterson Motorsports
1 4 82 6 Running 51
2 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
2 3 82 18 Running 41
3 Helio Castroneves/Team Penske
3 10 82 15 Running 36
4 Sebastien Bourdais/KVSH Racing
4 7 82 1 Running 33
5 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
5 23 82 0 Running 30
6 Ryan Briscoe/NTT Data Chip Ganassi Racing
6 14 82 0 Running 28
7 Jack Hawksworth/Bryan Herta Autosport
7 2 82 31 Running 29
8 Will Power/Team Penske
8 5 82 0 Running 24
9 Takuma Sato/A.J. Foyt Enterprises
9 16 82 0 Running 22
10 Tony Kanaan/Target Chip Ganassi Racing
10 9 82 0 Running 20
11 Justin Wilson/Dale Coyne Racing
11 18 82 4 Running 20
12 Oriol Servia/Rahal Letterman Lanigan Racing
12 22 82 7 Running 19
13 Carlos Huertas/Dale Coyne Racing
13 17 82 0 Running 17
14 Marco Andretti/Andretti Autosport
14 13 82 0 Running 16
15 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
15 6 82 0 Running 15
16 Juan Pablo Montoya/Team Penske
16 8 81 0 Running 14
17 Josef Newgarden/Sarah Fisher Hartman Racing
17 15 80 0 Running 13
18 Martin Plowman/A.J. Foyt Enterprises
18 20 80 0 Running 12
19 Mike Conway/Ed Carpenter Racing
19 24 58 0 Mechanical 11
20 James Hinchcliffe/Andretti Autosport
20 11 56 0 Contact 10
21 Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
21 12 50 0 Contact 9
22 Franck Montagny/Andretti Autosport
22 21 47 0 Contact 8
23 Sebastian Saavedra/KV AFS Racing
23 1 0 0 Contact 8
24 Carlos Munoz/Andretti Autosport-HVM Racing
24 19 0 0 Contact 6
25 Mikhail Aleshin/Schmidt Peterson Motorsports
25 25 0 0 Contact 5
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、インディ・ロードコースのレースで9位フィニッシュを果たす
2014.05.10
 初開催となるグランプリ・オブ・インディアナポリスは、佐藤琢磨とAJフォイト・レーシングにとって実に忙しいレースとなりました。

 ポールシッターがスタートに失敗したことで多重アクシデントが発生し、この影響でコース上のいたるところにマシーンの破片が散乱することとなります。
 琢磨はこの事故をたくみに避けましたが、破片と接触した影響でフロントウィングにダメージを負ったほか、テレメトリー・システムも作動しなくなりました。
 そのほかにも琢磨のヘルメットをかすめた破片のひとつがヘッドレストに穴を開ける事態となります。

 2回目のスタートで琢磨は好ダッシュを決め、7つほどポジションを上げましたが、その後、タイアがパンクしているようなフィーリングを琢磨は感じます。
 不運にもテレメトリー・システムが作動していなかったためにタイア空気圧が低下しているかどうかを確認できず、次のラップに琢磨はピットストップを行ってニュータイアに交換することとなりました。

 レース序盤に2度のピットストップを行ったことで琢磨は周回遅れになっていましたが、それでも諦めずに追い上げを図ります。
 巧妙な作戦を駆使した結果、48周目にフルコーションとなったときにはリードラップに返り咲きました。

 さらにグリーン中に給油を行う作戦などにより琢磨はトップ10まで駒を進めることに成功します。
 最後の15周はトニー・カナーンから猛追を受けましたが、琢磨はこれを凌ぎきって9位でフィニッシュし、ポイントスタンディングで12番手に浮上しました。

 なお、チームメイトでルーキーのマーティン・ポウルマンはレース途中のアクシデントなどが響き、18位に終わりました。

 5月11日にはインディ500のプラクティスが始まります。
 その翌週に予選を行ったのち、決勝は5月25日に実施されます。


佐藤琢磨のコメント
「本当にいろいろなことが起きたレースでした。
 昨日からクラッチに小さなトラブルを抱えていたので、最初のスタートは苦労しました。
 昨晩のうちに詳しく調べ、問題の解決を図ろうとしましたが、まだ完全な状態ではなく、このためスタートで大きく順位を落とすことになりました。
 ひょっとすると、このとき遅れたおかげでスタート直後の事故を回避できたのかもしれませんが、ここで破片と接触した影響でテレメトリーが壊れ、ノーズにダメージを負うこととなりました」

「2回目のスタートでは、黒くて大きな塊が飛んでくるのが見えましたが、隣には別のマシーンがいて、その反対側は壁だったので、避けることができませんでした。
 この破片がさらに自分のほうに向かってきたため、頭をずらして避けようとしましたが、それでもヘルメットをかすめ、ヘッドレストに大きな穴を開けてしまいました。
 とても際どいところでしたが、運よく、この破片を避けることができました。
 とはいえ、これで右側のミラーとヘッドプロテクターにダメージを追いました」

「その後、僕はタイアがパンクしたように感じました。
 ただし、スタート時のアクシデントでテレメトリーが壊れていたので、空気圧が低下しているかどうかは確認できませんでした。
 このためピットインしてタイアを交換することになり、順位を大きく落としてしまいます。
 その後はプッシュを続け、リスタートではいくつかポジションを上げることに成功します。
 僕の目の前ではいくつもアクシデントが発生しましたが、いずれも避けることができました。
 そして周回遅れから立ち直り、最後はトップ10に食い込みました。
 タフなレースでしたが、結果的にはよかったと思います。
 今日、素晴らしい働きをしてくれたABCサプライ・チームの全員には心からお礼を申し上げます」

(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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