RACEQUALIFYINGPRACTICE
COLUMN
RACE
Rd.3 [Sun,27 April]
Alabama
RACE COLUMN
POS. DRIVER/TEAM
No START LAPS LL Status PTS

1 Ryan Hunter-Reay/Andretti Autosport
1 3 69 40 Running 53
2 Marco Andretti/Andretti Autosport
2 9 69 1 Running 41
3 Scott Dixon/Target Chip Ganassi Racing
3 5 69 1 Running 36
4 Simon Pagenaud/Schmidt Peterson Motorsports
4 10 69 0 Running 32
5 Will Power/Team Penske
5 1 69 15 Running 32
6 Justin Wilson/Dale Coyne Racing
6 16 69 1 Running 29
7 James Hinchcliffe/Andretti Autosport
7 2 69 0 Running 26
8 Josef Newgarden/Sarah Fisher Hartman Racing
8 4 69 0 Running 24
9 Tony Kanaan/Target Chip Ganassi Racing
9 23 69 0 Running 22
10 Charlie Kimball/Novo Nordisk Chip Ganassi Racing
10 17 69 0 Running 20
11 Ryan Briscoe/NTT Data Chip Ganassi Racing
11 20 69 0 Running 19
12 Jack Hawksworth/Bryan Herta Autosport
12 22 69 0 Running 18
13 Takuma Sato/A.J. Foyt Enterprises
13 14 69 0 Running 17
14 Mike Conway/Ed Carpenter Racing
14 21 69 0 Running 16
15 Sebastien Bourdais/KVSH Racing
15 12 69 0 Running 15
16 Carlos Huertas/Dale Coyne Racing
16 15 69 0 Running 14
17 Graham Rahal/Rahal Letterman Lanigan Racing
17 18 69 0 Running 13
18 Sebastian Saavedra/KV AFS Racing
18 13 69 11 Running 13
19 Helio Castroneves/Team Penske
19 6 69 0 Running 11
20 Oriol Servia/Rahal Letterman Lanigan Racing
20 19 68 0 Running 10
21 Juan Pablo Montoya/Team Penske
21 8 68 0 Running 9
22 Mikhail Aleshin/Schmidt Peterson Motorsports
22 11 63 0 Contact 8
23 Carlos Munoz/Andretti Autosport-HVM Racing
23 7 29 0 Mechanical 7
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RACE COLUMN
佐藤琢磨、混戦となったバーバーで13位完走を果たす
2014.04.27
 雨のため3時間遅れとなったホンダ・インディ・グランプリ・オブ・アラバマのスタートが切られると、佐藤琢磨はまるでギリシャ神話に登場するシシフォス(転げ落ちた岩を山頂まで押し上げようとすると、その直前に岩が転げ落ちてまた押し上げなければいけないという永遠の刑罰を受けたギリシャの王)のような思いを経験しました。

 レースの折り返しまでに2回のスピンを喫した琢磨は、No.14ABCサプライ・ホンダを駆って挑んだバーバー・モータースポーツ・パークのレースを13位で終えました。

 昼過ぎにサーキットを襲った嵐のため、レースのスタートは遅れましたが、その後、ウェットコンディションのなか、各マシーンはレインタイアを装着してレースに臨みました。
 14番グリッドからスタートした琢磨は、多重クラッシュの影響によりターン11でスピンを喫し、オープニングラップが終わる前に最下位へと転落します。

 21周目に発生した事故でフルコースコーションとなると、各マシーンはピットストップを行ってそれまで履いていたレインタイアをスリックタイアに交換しました。
 ABCサプライ・チームが7.2秒という速さでこの作業を終えたこともあり、琢磨は23番手から17番手まで順位を上げることになります。

 26周目にレースが再開されると、ライアン・ブリスコーをパスしようとした琢磨はヘアピンにサイド・バイ・サイドで進入。
 ところがここで2台は絡み、琢磨はスピンしてしまいます。
 これで琢磨は最下位の20番手へと後退。
 けれども、間もなく改めてフルコーションとなったため、琢磨は徐々にポジションを挽回することができました。

 39周目、琢磨は13番手まで順位を上げていました。
 48周目には6.8秒の目の覚めるようなピット作業を行い、ピットストップのサイクルがひととおり終わっても琢磨は13番手のポジションを守り続けました。
 やがて、1.5秒ほどの差があったジャック・ホークスワースの直後に迫り、12番手の座を狙いましたが、66周目に再びアクシデントが発生し、この日5回目のフルコーションとなりました。

 今回の決勝は最長で1時間40分までと定められていたので、69周目が終わったところでレースは終了とされました。

 この後、ABCサプライ・チームはインディアナポリス・モーター・スピードウェイに移動し、水曜日に行われるロードコースのテストに参加します。

佐藤琢磨のコメント
「後方から追い上げ、また後方から追い上げるという、とてもタフで忙しいレースでした。
 雨は止んでいましたが、コースが濡れていたので僕たちはウェットタイアでスタートしました。
 ただし、バックストレートではひどい水煙が立っていました。
 まるで何も見えませんでした!
 キンクの部分で何台かがスリップし、これがきっかけとなってみんながブレーキをかける事態となります。
 ただし、残念ながら僕はコーナーに進入していたので、ブレーキをかけるわけにはいきませんでした。
 このためスピンしてしまいます。
 ただし、幸いにも周回遅れにならなかったので、また他のドライバーたちを追い上げていきました。
 マシーンの状態は良好で、コースは次第に乾いていきました。
 やがてフルコーションとなったところですべてのドライバーがピットインし、スリックタイアに履き替えました。
 リスタートではブリスコーとサイド・バイ・サイドになり、ヘアピンに進入していきましたが、ここで2台は絡んでしまいます。
 もう1度スピンしたことは残念でしたが、僕は諦めず、前のドライバーたちを追いかけ続けました。
 この後はレッドタイアを履いていたのでペースが速く、コース上でいくつか順位を上げるなど、次第に挽回していきました。
 最終的にレースは時間切れとなりました。
 厳しいレースでしたが、最終的に完走できたことはよかったと思います」

(AJフォイト・レーシングのプレスリリースより)
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