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佐藤琢磨とABSサプライ・チームは本日バーバー・モータースポーツ・パークで行われたIZODインディカー・シリーズのオープンテストを好調のうちに終えました。
No.14ABCサプライ・ホンダに乗る琢磨がセッションの最後にマークした本日の最速ラップは122.208mph(約195.5km/h)で、これはこの日の午後の記録としては5番目に相当します。 このタイムは、25台のマシーンが参加した本日のセッション終盤で、チェッカードフラッグが振り下ろされる直前に記録されたものでした。 今日のファステストラップはシボレー勢のウィル・パワーがマークした123.33mph(約197.3km/h)で、2番手はやはりシボレー・エンジンを用いるジェイムズ・ヒンチクリフの122.878mph(約196.6km/h)、3番手と4番手はいずれもホンダ勢のジャスティン・ウィルソン(122.667mph/約196.3km/h)とスコット・ディクソン(122.327mph/約195.7km/h)でした。 2日間にわたって行われたテストの総合結果では、シボレー・エンジン搭載のマシーンに乗るトニー・カナーンとライアン・ハンター-レイが今朝の午前中に琢磨を上回るタイムを記録したため、琢磨は7番手となりました。 IZODインディカー・シリーズの開幕戦ホンダ・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグは3月24日(日)に開催されます。 佐藤琢磨のコメント 「やらなければならない仕事がまだたくさん残っていますが、今日は順調に進歩できたので、実りある1日だったと思います。 ある段階では、いろいろ試したのに期待したような結果が得られないこともあり、そのときは少し苦しみました。 けれども、僕たちはとても重要なデータを収集し、それらをまとめあげてパフォーマンスを向上できたので、良かったと思います。 この後、ファクトリーに戻ってすべてのデータを分析し、より速くなることを期待しています。 全般的にはいい内容のテストで、チームの全員がいい仕事をしてくれたと思います」 ラリー・フォイト(チーム監督)のコメント 「いいラップタイムを記録し、タイムチャートでトップグループの仲間入りができたのは素晴らしいことです。 ただし、今季のインディカー・シリーズはかつてないほどの激戦となっています。 琢磨は素晴らしい働きをし、たくさんのデータを集めてくれました。 これはセントピーターに向けた準備を進めるうえで大いに役立ってくれるはずです。 いまはシーズンが始まるのが待ちきれない思いでいます」 (AJフォイト・レーシングのプレスリリースより) |