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佐藤琢磨、インディ500の予選初日を12位で終える
2022年5月21日、インディアナ州インディアナポリス発。 本日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで第106回インディ500の予選初日が行なわれ、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのNo.51 Nurtec ODT ホンダを駆る佐藤琢磨は4ラップの平均で231.708mph(約370.733km/h)を記録し、12位となりました。 琢磨は最初のアタックで平均232.196mph(約371.514km/h)をマーク。この時点で6番手となりましたが、減速中にほかのドライバーを妨害したとして、1回目の記録は無効となりました。 雨になるとの予報もあるなか、メカニックたちは急いで2度目の走行に向けた準備を終えると、走行順を待つ列にマシーンを並べました。 琢磨は2回目のアタックでも速さを披露しましたが、3ラップ目にウォールと軽く接触したこともあって、4ラップの平均で231.708mphを記録。予選初日を12位で終えました。 琢磨は日曜日の午後4時(現地時間)に始まる最終予選にポールポジション獲得を賭けて挑みます。 各ラップのスピード ■アタック1回目 Lap 1: 232.319mph Lap 2: 232.558mph Lap 3: 232.135mph Lap 4: 231.775mph 平均: 232.196mph ■アタック2回目 Lap 1: 232.482mph Lap 2: 231.890mph Lap 3: 231.244mph Lap 4: 231.221mph 平均: 231.708mph 佐藤琢磨のコメント 「いろいろな出来事が起きた1日でした。最初のアタックに臨むとき、あのようなスピードになると予想していませんでした。コンディションは昨日から大きく変わっていたうえ、マルコ(アンドレッティ)のウォームアップ・ラップに僕が干渉するという不測の事態も起きました。これによってインディカーは僕にペナルティを科しましたが、これに異論はありません。ただし、予選の記録を失ったことにより、もう1度アタックしなければいけなくなります。雨がいつ降り出すかわからない状況でしたが、幸運にも僕たちは2度目のアタックをすることができました。当初、少し高めの気温で走るのはチャレンジングだと思いましたが、僕たちは運よく速さを維持することができ、トップ12に入りました。チームメイトのデイヴィド・マルカスが13位で僕が12位だったので、デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRは素晴らしい働きをしたと思います」 (デイル・コイン・レーシング・ウィズRWRのプレスリリースより) |