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インディ500のファスト・フライデイで3番手!
2019年5月17日、インディアナ州インディアナポリス発。本日、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで行なわれたインディカー500のプラクティス4日目において、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 Mi-Jack/パナソニック・ダラーラ・ホンダに乗る佐藤琢磨は合計で54ラップ周回して230.755mphのベストスピードをマークし、この日の3番手となりました。なお、トウ(スリップストリーム)を使わない状態でのスピードは16番手だったと報告されています。 明日の予選を前にして行なわれる本日のプラクティスはファスト・フライデイと呼ばれ、予選時と同じ過給圧での走行が認められます。このため各選手のペースはグンと速くなり、琢磨も230mphの壁を越えるスピードを記録しました。 明日は現地時間の8:00から9:30までプラクティスを行なった後、11:00に公式予選が始まります。 佐藤琢磨のコメント 「(トウを使ったタイムだったかどうかは)重要ではありません。彼らはおそらく意識していなかったのでしょうが、今日は多くのドライバーが強烈なトウや何マイルにもおよぶスピードバンプを使っていました。僕の場合も、トウを使わなかったときのスピードを見る必要があります。明日、どこまでできるかはわかりませんが、今晩は3台のデータを見直し、なにができるかを検討します。もしも路面温度が110?(43.3℃)を越えるようであればトリッキーな状況となるでしょう。その場合は、ダウンフォースを増やしたときのバランスや4ラップのタイア・マネージメントが鍵を握ります。それはチャレンジングなことですが、僕たちの方向性は間違っていないと思います。コンディションは常に変化しているので、マシーンがどのくらいいいかを評価するのは難しいところです。日中の路面温度は117?(47.2℃)かそれ以上で、マシーンはやや未完成の状態に感じられますが、僕たちより速いクルマは少ないので、今日の結果からある程度は予選の展開を推測できると思います」 (レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより) |