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ファイアストン600の決勝レースは、248ラップの71ラップまで実施されたところで雨のために順延となり、2日連続で予定が延期されることとなりました。
決勝レースが日曜日に延期されたのは、土曜日に降った雷雨の影響で路面から水がしみ出したことが原因でした。コースのオフィシャルは、舗装の下からしみ出してきた水を排除する作業を、スタートが切られる午後1時48分までに終えました。 No.14 ABCサプライ・ホンダに乗る佐藤琢磨は4番グリッドからスタートしたものの、オープニングラップで16番手まで後退します。その後、最初のピットストップが始まるまで順位を上げていきます。チームのメカニックは給油、タイア交換、フロントウィングの調整をわずか6.38秒で終えました。この変更は効果を発揮し、トップグループに匹敵するペースで周回を重ねましたが、42ラップ目にターン4でクラッシュが発生、イエローが提示されます。 琢磨は議論を呼んだイエロー中のピットストップで周回遅れになり、レースが再開されたときには17番手となっていました。 その後もイエローは30周近くも続きましたが、71周目には雨のために中断となります。今週末はさらに雨が降ることが予想されたほか、路面から水がしみ出していたため、インディカー・シリーズのオフィシャルは8月27日(土)の夜に再開することを決定しました。琢磨はこのレースに17番手から挑むことになります。 (AJフォイト・レーシングのプレスリリースより) |