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2014年3月17日および18日の2日間の日程で行なわれたインディカーの「スプリング・トレーニング」オープンテストを終えた佐藤琢磨とABCサプライ・チームは、大きな手応えを掴んでバーバー・モータースポーツ・パークを後にしました。22台が参加したテストにおいて、No.14ABCサプライ・ホンダは4番目に速いラップタイムを記録したからです。
2日間とも午前中は華氏40度台(おおよそ4〜10℃)と寒く、しかも18日の朝は雨が降ったため、実際に走行する時間は当初のスケジュールより短いものとなりました。それでもABCサプライ・チームはできるだけ長い時間を走行にあて、バーミンガム近郊にある風光明媚な2.3マイル(約3.7km)のコースを2日間で96ラップしました。18日には琢磨は57ラップを周回し、そのうちの25周目に記録した1分07秒3314が2日間のベストタイムとなりました。なお、テスト初日の17日、琢磨はホンダ勢として最速の1分07秒8619をマークして5番手に立っていたので、2日目は0.5秒ほどラップタイムを短縮したことになります。 ベライゾン・インディカー・シリーズは3月30日開催のファイアストン・グランプリ・オブ・セントピーターズバーグで開幕します。 佐藤琢磨のコメント 「この2日間でとても大きな収穫を得ました。天候の面では、やや運がありませんでした。雨の降った午前中は走行せず、午後はとても気温が低かったので、レースウィークエンドとはだいぶ異なるコンディションとなりました。それでも、僕たちは予定していたテスト・プログラムの多くを実施し、それらによってクルマがどう反応するかを確認することができました。パフォーマンス的にもフィードバックの面でも非常にいい結果が得られました。今回はとてもいい準備になったので、セントピーターズバーグに挑む準備は整ったと思います」 (AJフォイト・レーシングのプレスリリースより) |