DIARY
オーバルシート
10.05.14
日本では怒濤のスケジュールを過ごして、
あっという間にインディアナポリスに戻ってきました。

帰国中はほとんどゆっくりする時間はありませんでしたが、
本当に日本は何を食べてもおいしいですねー。
美味し過ぎて(話にも夢中になったりで)、
ほとんど写真を撮りませんでした(笑)

ちなみに、実家に戻ったのは日曜日のみ。
母の日でしたね。

さてさて、インディに戻ってすぐにファクトリーに行きました。
今週末から始まる500に向けたミーティングはもちろんのこと、
オーバル専用のシートを作ってきました。

テーマは…「とにかく低く座る!!」です(笑)

起伏の激しいロードコースや、
最大限の視界を確保するストリートコースと違って、
フラットなオーバルでは、前は少し見えればいいわけです。

インダクションポッド(頭上に位置するエンジン用空気吸入口)
に最大限空気を送り込むことを考えて、できるだけ低く座ります。

自分の体型にぴったりと合ったシートを作るには、
発泡ウレタンを使用するのが一般的ですが、
特殊な液に浸かった細かな発砲ビーズを使って型取り、
空気を抜いて形成するタイプもあります。



発砲ウレタンと違って一気に膨らんだりしないので、
じっくりとポジションを出すことができる上、
硬化後も発砲ビーズなのでクッション性が高く、
快適で安全と、いいこと尽くめです。

今日は一日で作らねばならないので、
ヒーティングライトを照射して硬化速度を上げます。
早くできないかな〜。



シート職人さんがホットナイフを使って、
サクサクとムダな部分を切り落としていきます。
座っては微調整を繰り返し、じっくりと仕上げます。

できあがりはこんな感じ!



で、座ります。



いい感じで低く潜りました〜(笑)

さあ、土曜日からこのシートで走行開始!
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