DIARY
INDY500 第1日目
11.05.14
いよいよ走行が始まりました。
プラクティス第1日目はシェイクダウン的な意味合いが強いので、
スピード自体はあまり重視しません。

まずはインスタレーションラップを行ってピットイン。
簡単なチェック作業を行ってから最初の走行に入りました。
徐々にスピードを上げて行ってクルマと体を慣らします。

それにしてもスーパースピードウェイは速い!
まだまだダウンフォースはしっかりつけている状態だけど、
6周目には平均速度220マイル(354km/h)をオーバー。
う〜ん、ちょっとビビリ入ります(笑)

8周くらいの走行を終えたらピットインして一度クルマを降りて、
ここでメカニックたちはクルマをガレージに一度持って行きます。
この光景は練習走行の時間がたっぷりとあるINDY500ならでは。

ガレージへ戻るとクルマはセットアップパッチに乗せられ、
セットダウンといって、各部のチェックと車高やアライメントを計測します。
モノコック自体は昨年僕がオーバルで使っていたモノですが、
それ以外はすべて組み直されて新しくなったパーツばかり。

それも先日少しお伝えしたように、超高精度に改良されたパーツを使います。
ここでセットアップを行った通りにクルマが機能していたか、
走行後に変化が生じているところはないかなど細かくチェックするんですよ。

何しろコンマ数ミリでも挙動やパフォーマンスが変化する世界です。
メカニックたちも気合い入りまくりです!!

それにしてもKVロータスのガレージは大所帯となりました。
クルマが1、2、3… 5台もある!
写真では分かりづらいですが、
奥はエンジニアルームがパーテーションで切られていて、
さらにその奥にトーマス(シェクター)号があります。
だからバックアップカーを入れると全部で6台(笑)



長いガレージでしょ〜(笑)

初日は途中から雨になってしまったので走行中断。
結局スーパースピードウェイの感覚を取り戻しただけですが、
クルマはなかなかいい感触です。本格走行が楽しみ!!

そう言えば、今年はライブストリーミングがなくなってしまったようですが、
INDY500に限ってはプラクティスの間だけ復活するそうですね。

http://racecontrol.indycar.com/

日本では深夜〜明け方という最悪の時間帯ですが…(苦笑)
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