DIARY
開幕戦を終えて思うこと
11.03.31
震災の記事を読むたびに、ひどく胸が締めつけられます。
それでも多くの方が復興支援活動をされていることに勇気づけられ、
心が温まる話や、人の本当のやさしさを深く感じる日々でもありますが、
被災された方々や、不眠不休で支援活動をされている方々の話しを読むと、
被災地では想像を絶する日々が続いていることに、
いたたまれない思いに駆られ、心が震えます。

あまりにも無力な自分が悔しくて無性に腹立たしい。
でも、ちっぽけな自分の気持ちなど何の役にも立たない…
そんなことで落ち込んでる場合ではないですよね。

被災された方々のことを考えたら、食べ物も喉を通らない毎日ですが、
でも今自分ができること、今自分がやるべきことに精一杯取り組むことが、
傷ついた人たちを少しでも応援できることに繋がるかもしれないと思っています。

ならば自分にできることはたったひとつ。
命を懸けて競技に打ち込むこと。
強くならなくてはと、自分自身に言い聞かせています。

日本を支援する活動も数えきれないほど立ち上がっていますね。
世界中の皆さんのひとりひとりのあたたかい想い、祈り、行動が、
いろんな形になって被災された方々に届くことを願っています。

被災された皆様、そして被災地で懸命の復興支援をされている皆様、
今を堪えて、強く生きて!!希望を持って、絶対に強く強く生きて!!!

ここでも震災支援されているサイトを少しだけご紹介させて下さい。

このダイアリーを見てくれている皆さんはきっとご存知だと思いますが、
国内はもとより日本に携わった世界中のモータースポーツ関係者が、
脇阪寿一さんの呼びかけに結束して応援している震災支援サイトです。

http://www.js-style.com/savejapan/index.html

ANAではマイルを使える支援方法もあります。(受付は4月15日まで)

https://www.ana.co.jp/amc/news/info/gien_1103/

そして、世界で戦い続ける伊達公子さん。
本当に多くの方が彼女から勇気をもらっていると思います。
僕もそのひとり。皆さんからの義援金を受け付けられています。

http://www.kimiko-date.com/gien/index.html

ファンの皆さん、開幕戦では本当に多くの応援をありがとうございました。
手元に届いた応援メッセージ、ひとつひとつしっかりと読ませて頂きました。
そしてセントピーターズバーグでは、本当に多くのドライバー、チーム、
現地のファンの皆さんが、日本を想ってたくさんの声を掛けてくれました。

震災後、いち早く僕のところに連絡をくれて「できる限りの応援をしたい!」
と申し出てくれたジュニアドライバーのザック(Zach Veach)選手。
車体とヘルメットに「With you Japan」を貼ってUSF2000に出場してくれました。



インディカーシリーズのドライバーも、ほぼ全ドライバー、
全チームが「With you Japan」を貼って日本を応援してくれました。

自分では写真は撮れませんでしたが、ファンの皆さんにはお馴染み、
松本浩明さんがその一部を現地レポートで届けてくれています。
ピーノ! ピーノ! まっちゃんの本“松”転倒記

来週は第2戦、バーバーモータースポーツパークでのレースです。
昨年のリベンジを果たすためにも、精一杯走ってきます。





今シーズン、日本を想いながら力のかぎりを尽くして走ります。
皆さん、心をひとつにして日本を応援して行きましょう!!
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